Ubuntu18.04のインストール時に「Minimal Install」が選択出来るようになるらしい

Ubuntuの次のLTS(18.04 : Bionic Beaver)のリリースが近づいているためか、関連する話題がいくつか出てきています。
その中の一つとして、Ubuntuのインストール時に「Minimal Install」というオプションが付いて選択出来るようになるようです。
Ubuntu adds 'Minimal Install' option to installer - OMG! Ubuntu!

ざっと記事を読んだ限りでは、Minimalと言ってもそう極端にいろいろ削っているわけではなく、デスクトップ環境やブラウザなどは用意されているようです。どうやら比較的大きめのソフトがいくつか(80個くらい?)インストールされないようです。後から自分の好きなソフトを入れていきたい場合はそれなりに選択肢になってくるのかと思います。
おそらくですが、軽量化を望むのならLubuntuやXubuntuなどの軽量フレーバーのLTSを選んだ方がいいんじゃないかと思います。リリース時期は各種フレーバーもUbuntuとほぼ同じになると思うのですが、また何か情報があったらブログに書いておきたいと思います。

で、元の記事の最後にも書かれているのですが、この「Minimal Install」というのはすでに存在する「Ubuntu MinimalCD (mini.iso)」とは別のものです。MinimalCDとはそれこそ可能な限り小さくしたものとなっていて(数十MB程度)、後から自分で環境を入れていきたい人やCDしか読み込めないマシンなどのインストールに使われています。インストール後の環境構築はコンソールからの操作が必要なので、ある程度分かっている人向けでしょう。


追記 2018年2月16日 23時26分
他の記事も出てたので追加(FOSSBYTESより)
Ubuntu Adds New "Minimal Installation" Option For Fewer Preinstalled Packages  
「desktop development team」がオプションを追加することを決定したと書かれているので、追加されるのはほぼ確定でしょうか。

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