寒くなってきたのでいろいろ暖房を考えてみる

そろそろ夜も結構冷えるようになってきたので、この冬の暖房を考えてみる。
石油ストーブとカーボンヒーター、あとホットカーペットというのは例年通りだけど、灯油代も電気代もなかなか馬鹿に出来ない。
昔ながらに炭を起こして火鉢や囲炉裏、豆炭コタツというのもあるけど、如何せん火災や一酸化炭素中毒の危険が危ない。
そもそも囲炉裏も豆炭コタツも家に置く場所ねーよという。

で、ちらほら熱に関する本を読んでると人間の消費カロリーから計算すると75Wほどの発熱になるとのこと。
単純計算すると14人ほど集まれば1000Wのカーボンヒーターに匹敵するくらい暖かくなるんだろうか?
いや部屋に14人も居たら窮屈すぎるし、おもてなしの出費がかさむ。

単に熱源として人間を置いておくというのは、一般家庭だと現実的じゃないですな。

もうちょい調べてみると、熱効率という面ではエアコンのようなヒートポンプが優秀とのこと。
ヒートポンプとは
ヒートポンプ - Wikipedia
いや、しかしこれも電気代がかかるわけなのだが…。

あー、だったら人間に仕事させて人力ヒートポンプでもやれば効率いいんじゃね?と思い調べてみると、そこそこやってらっしゃる方がいますな。
CiNii 論文 -  「エコエネ実験教室」の開催 : 環境とエネルギーの公開理科実験を実施して(<特集>北海道支部)
あ、これは冷やす方のヤツか…。
空気を圧縮するなら自転車の空気入れが使えるので、これをうまく応用してお外と室内を循環させるようなのを作れば原理的にはいけそう。
まぁ人力でシュコシュコやるのが効率的かと言われるとなかなか厳しいっすな。
あとは手回しや自転車発電機でペルチェ素子を使うという案とか(これも格子振動を利用したヒートポンプという分類らしい)。

よくよく考えたら人力でやるのは疲れる。

化学反応を利用したヒートポンプもある。研究されてるのは結構大がかりなので、これもちょっと…。
新技術説明会 様式例 - tama07.pdf
身近にあるのだと使い捨てカイロというのがある。カイロを部屋中にばら撒いて、冷たくなってから酸化鉄になったのを鉄粉に還元できればそれでサイクルは回せそう。(これ、酸欠のリスクとかどうなんだろ?)
CO還元で行くなら製鉄設備作って…って、もう現実的じゃなさすぎぃ。

生物学的にいくとすると堆肥の発酵の熱を使うという方法。
知識の宝庫!目がテン!ライブラリー
堆肥(の発酵熱)であたたまろう │科学実験データ│科学実験データベース│公益財団法人日本科学協会
いやぁ、これは人家でやるには臭いの問題が…。

というわけで、なかなか簡単にはいかなそうというのは分かったくらい。
暖房は発熱させなきゃ話にならないけど、どうしても火災のリスクが付きまとうから素人が生半可な知識でやるのはダメっすな。
もうちょいいろいろと考えてみよう。

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