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ウィンドウの透過率を100%にしたら

Xfceのコンポジット処理でcomptonってツールを使ってた時に起きたトラブル。 正確にはウィンドウを開いた時に 透過率100%→透過率0% という処理で「ぽわ〜ん」って感じにウィンドウがフェードインしながら表示されるエフェクトのパラメーターいじって遊んでたら、うっかりフェードイン時間を無限大(数字としてはゼロ)にしちゃった。 全ウィンドウやタスクバーまで透過率100%のままでエフェクトが止まってるから、ウィンドウも何も表示されなくて壁紙だけが表示されてるという有様…。どこにどのウィンドウがあるか分からないから操作しようがないという…。 「あー、久しぶりにやっちゃった…」と思ったけど、コンソールに降りてプロセス殺したら元に戻りました。 こういうヘマして分けわからないことにしちゃう経験することも少なくなってきたからちょっと懐かしさを感じた。 (:p)

[追記あり] Emacsでmozc.elで日本語入力するときに変換候補表示がおかしくなる件(tabbar-modeを使っている場合)

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目次 1. とりあえず確認した内容 1.1. 表示のされ方 1.2. 環境 2. まだ確認していない内容 1 とりあえず確認した内容 tabbar-modeを有効にしている状態で、mozc.elにより日本語入力しようとすると変換候補が崩れたように表示されてしまう。 GUI、CUIともに表示が崩れる模様。 出来るだけ素の状態のEmacsでmozc.elとtabbar.elを読み込んで有効にしても表示が崩れたので、その他のパッケージの影響ではないと思われる。 1.1 表示のされ方 通常では以下のような表示になっている。 tabbarを有効にしていると以下のような表示になってしまう。 1.2 環境 Ubuntu 16.04.1 (64 bit) Emacs 24.5+1-6ubuntu1 emacs-mozc 2.17.2116.102+gitfd0f5b34+dfsg-1ubuntu1.1 tabbar-20160524.1401 2 まだ確認していない内容 mozc.elの変換候補表示の設定をoverlay以外にすれば回避出来るかどうか。 tabbar以外のtab表示を使った場合にも同じ現象が起きるかどうか。 追記 : 2016年11月28日 19時52分 mozc-popupパッケージを用いて変換候補表示をoverlayからpopupに変更したところ、tabbar-modeでも崩れずに表示されました。もう少し調べて、また何か分かったら追記していきます。

MComixでマンガを読む方法まとめ(Linux)

目次 1. 初めに 2. MComixについて 3. インストール方法 3.1. PDFファイルを閲覧するための準備 4. 実際にマンガなどを読んでみよう まず断っておくと、「マンガを読もう」と言ってもKindleなど電子書籍ストアのマンガを読む話ではなくて、書庫ファイルを開くためのソフトの話になります。 Kindleの本を読みたい場合は、Wineでインストールする方法やKindle Cloud Readerあたりでも調べるといいかも知れません。 1 初めに 話の始まりとして次のような記事が出ていました。 Mcomix Is An Ace Desktop Comic Book Reader for Ubuntu - OMG! Ubuntu! この記事はMComixというソフトの紹介になっています。 このソフトは Comix というソフトからフォークされたものです。Comixに関しては2009年にリリースされたバージョン4.0.4で開発が止まっています。一応、UbuntuではComixをインストールすることは出来ますが、MComixではバグフィックスや安定性の向上がされているそうなのでこちらを使った方がいいかと思います。 MComix download | SourceForge.net 2 MComixについて このソフトで扱えるファイル形式はCBR、CBZ、CB7、CBT、LHA、ZIP、PDFだそうです。 CBR、CBZ、CB7、CBTについては現在はこういった形式の配布方法はあまり聞きませんね。昔からそれほど聞いていたわけでもないですが。 例えば自炊(自分で買った本を裁断、スキャンして電子化する)したファイルを読む場合や、PDFで配布されている本や資料を読むのに便利かと思います。またこのようなソフトは単なるPDFビューアとは違い、マンガ用に見開き表示がしやすくなっているという利点があります。その他にライブラリ管理や以前読んでいた場所の続きから読むということも出来ます(ソフトによって機能は違いますが)。 3 インストール方法 さて実際にUbuntu16.04.1でMComixをインストールするとバージョン1.00のものが入ります。 ソフトウェアセンターには出て

ソフトに機能追加しようとしてドツボにはまるお話

このブログでもよく書くんですけどEmacsにパッケージ追加して機能を追加ってのをたまにやってます。あとFirefoxでアドオン追加もよくやります。 こうやってソフトに機能追加すると結構便利になったりして役に立つんですよね。 ただ、EmacsもFirefoxもその機能追加の自由度がすごく高いんですよね…。これはソフトを使う上で利点なんですけど、それを試したりして自分にあったモノを見つけるのが結構大変。 「アレもよさそう。コレもよさそう」って一度に3つも4つも複数の機能追加すると、なに入れたのか忘れちゃうときもあります。結局数日使ってみて必要無かったから機能削除したりとか繰り返して、役に立つのが残っていくという感じ。 で、初めのうちは結構役に立つのが見つかりやすいんですけど、ある程度機能追加で環境が整ってくるとさらに機能追加しようとしてもそれほど目新しいモノが無くなってきます。地味に便利になるのをちょこちょこ追加していく形になります。そしてもっと便利なのを探そうとすると非常に設定や操作が複雑なものになってきます。そういうのは使い方を覚えるだけで一苦労します。 それで、そういった機能追加ばかりをして便利になったつもりにはなるんですけど、結局それを使って何かを作ったり実際に便利になっていないと絵に描いたモチみたいなものでしかないんですよね。機能追加すること自体が目的になってしまう感じで。 こうなるとドツボにハマった状態といっていいでしょう。「もっと便利なの。もっと便利なのはないか…」といつまでも探し続けることになってしまいます。これは時間も取られるし、実際にそれで何か作れるということもあまりないので本末転倒な感じですね。 というわけで、ドツボにハマらないようにある程度機能追加したら、後はそれの使い方を習得したり実際の作品を作ったりしていく方がいいかと思います。個人的には新しく機能追加してその使い方を覚えるには実際に作品作りの中で使ってみていくってのが一番身に付きやすい方法なんです。 ドツボにハマるのもそれはそれでおもしろいのですが、本末転倒にならないように留めておくのも大切なんだと思います。

Org-modeでODTファイルを出力する方法

目次 1. ODTファイルとは 2. なぜOrg-modeから変換するのか 3. あらかじめ必要な設定 4. 変換するときの操作方法 5. その他のツール 6. 最後に 1 ODTファイルとは ODTファイルとはOpenDocument Textファイルのことで、LibreOffice、Apache OpenOfficeなどで使われるワープロソフトのファイル形式と言えば分かりやすいと思います。 これはODF(OpenDocument Format)という仕様で規格化されているので、仕様通りに記述すればやろうと思えばメモ帳で書いてZIP圧縮出来さえすれば作れると思います(たぶん)。 まぁそれには仕様を把握する必要があるので、普通はオフィスソフト使って書きます。 そして仕様が公開されているので、その他のファイル形式から変換するツールがいろいろと出ています。今回紹介するOrg-modeからの変換もその一つです。 (その他にHTML、LaTeX、Markdownなど軽量マークアップ言語から変換するツールがいろいろと出ています) 2 なぜOrg-modeから変換するのか さて、Wordファイルを書くなら最初からLibreOfficeなどオフィスソフトを使って書けばいいです。特に理由がなければわざわざOrg-modeで書いてから変換して作るとかまどろっこしいことをする必要はないでしょう。その疑問に答えるとしたら Q: なぜOrg-modeからODTファイルを作るのか? A: そこにOrg-modeがあるから まぁ「何言ってんだ?」と思われるでしょうけど、個人的には理由としてはこれに尽きると思います。 それだけではなんなので具体的に理由を書いていくと Org-modeで書いていったのをそのままODTファイルに出来る ODTやHTMLなど各種ファイルを複数出力する場合に便利 Webサイト用ファイルに合わせて配布用ファイルを作るときなど Emacsによる編集機能が使える Org-modeの簡易記述表記が使える 執筆作業の取っ掛かりをテキストファイルベースに出来る あたり。 まったくデメリットが無いというわけでもなくて、 変換後にODTファイルに編集

Emacs daemonでウィンドウサイズや透過設定を有効にする方法

以前Emacs daemonでemacsclientとして起動することで、Emacsの起動を速くする方法を書きました。 ゆたりんブログ: emacs23.1がリリース daemon機能を試用してみる もう何年も前の記事なので、いま使ってる設定とは少し違います。そのへんはまた機会があれば記事を書こうと思います。 さて、この方法で起動するとEmacsでウィンドウサイズや透過設定をしていてもそれが無効になってしまうようです。daemonではなく通常のEmacsの起動ではちゃんと機能しました。 どうやらdaemonでそれらを指定するときは別の設定が必要なようです。 検索してみると以下のサイトが見つかりました。 elisp - Emacs: Get new-frame and emacsclient -c to use set frame size? - Stack Overflow 読んでみると、とりあえず以下の設定を加えることでウィンドウサイズや透過設定が有効に出来るようです。 (以下は個人的な設定で必要ないところはコメントアウトしてます) (add-hook 'before-make-frame-hook #'(lambda () ; (add-to-list 'default-frame-alist '(left . 0)) ; (add-to-list 'default-frame-alist '(top . 0)) ; (add-to-list 'default-frame-alist '(height . 70)) (add-to-list 'default-frame-alist '(width . 100)) (add-to-list 'default-frame-alist '(alpha . 85))))

Org-modeからhtml変換してブラウザで開く場合にFirefoxではなくChromeが開かれてしまう件

-追記あり- 2016年11月9日 : 初めに書いた記事の方法だけではChromeで開く動作に戻ってしまう模様なので、続きにそちらへの対処を書いておきます。 Ubuntu16.04.1(Xfceデスクトップ環境)での話。以前Unity環境でも同じ現象だったので、デスクトップ環境には依存しない問題かも知れないです。 Org-modeでは独自のマークアップにより記述ができ、それをhtmlとして出力する機能があります。これは直にhtmlを記述するよりも人間寄りの記述や表示が出来るので、簡単なhtmlを書く分には便利に使えます。 ただEmacsでOrg-modeからhtmlを出力してブラウザ確認するとき、デフォルトブラウザにFirefoxを指定していてもGoogle Chromeでhtmlファイルが開かれてしまいます。 まぁhtml出力までで留めて後はファイルブラウザなどからhtmlファイルを開けばFirefoxで開いてくれます。 またEmacsでURLをブラウザで開く操作をした場合はFirefoxで開いてくれます。 現状確認してる範囲では Org-mode → html出力 → ブラウザで開く (C-c C-e h o) という操作に限ってGoogle Chromeで開いてしまう模様です。 おそらくこのhtml出力を提供しているパッケージが何を見て開くブラウザを決定しているのかが分かれば問題解決の糸口になりそうです。 そこでネットで検索してみると、解決方法の書かれているサイトがいくつか見つかりました。 Emacs自体のデフォルトブラウザ認識を変更するという解決策は多かったけど、そちらでは解決せず。 どうもOSなどの環境依存も考える必要がありそうです。 で、以下のサイトにLinux環境下での解決方法が提示されていました。 browser - How to make emacs org-mode open links to sites in Google Chrome - Stack Overflow いくつか回答があるうちのUbuntu12.04での解決方法がそれでした。 簡単に書くとbashの設定で環境変数を export BROWSER=firefox と指定して読み込ませることで、firefoxで開くようにできました。

地味に読みにい桁数の多い数字をさっと読む方法

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地味に桁数が多くて読み難い数字がありますよね。上の画像にあるように数万〜数百万あたりの数字は読み難いと感じます。 また以下の動画を見てみましょう。 よくゲーム画面で攻撃で与えたダメージが出てくる感じの動画です。さっとどれくらいのダメージを与えたかというのを把握出来れば便利ですね(この動画の数字の出方は遅い方です)。 はじめに おさらいとして、桁数の区切りは3桁毎に切る区切りと、日本でよく使われてる千、万、億、兆などがあります。 「200000」を区切る場合は「200,000」または「20万」のようになります。どこで区切って読むかは文化の違いや国際標準などいろいろ事情があるようです。 さて買い物などでは「万円」を基準にして考えることが多いです。買い物以外でも日本では万を基準に考えるといろいろと都合がいいようです(科学やコンピューターの世界は別として)。 万の上の億で考えることはマレですし、そこまで長い数字を読むこと自体が少ないです。「300億円」を「30000000000円」とは書きませんし。 ということで、ここでは万〜1000万あたりまでの数字の桁数が多い部分をさっと読む方法を考えます。 例題 1 「32789」という数字を考えます。これを「万」を基準に考えると「3万2789」となります。ここで数を把握するときに重要なのは一番桁が大きい数字です。「3万」をさっと読めば大体の大きさが瞬時に把握出来ます。 つまり下4桁、「2789」は視界から外してしまえば「3万」の部分だけ認識することが出来ます。 図で表すと となります。「2789」の部分は万より上を確認した後に読めばいいでしょう。まぁ、これくらいの長さならそんなことを考えずに読むことは出来るとは思います。 もう少し長い「10万」「100万」あたりになると桁数が大きくなって読み難くなっていきます。そういう場合に、下4桁を視界から外し、その上の桁を万を基準にして読むと「***万」と認識しやすくなります。 例題 2 次に「790158」について考えます。これは79万0158と読めますが、これくらい長い数字だと慣れていないと読み難く感じます。これも先ほどのように下4桁を視界から外して読んでみます。 このようにして読むと、すぐ「79万」というのを認識出来ます。 まとめ

寒くなってきたのでいろいろ暖房を考えてみる

そろそろ夜も結構冷えるようになってきたので、この冬の暖房を考えてみる。 石油ストーブとカーボンヒーター、あとホットカーペットというのは例年通りだけど、灯油代も電気代もなかなか馬鹿に出来ない。 昔ながらに炭を起こして火鉢や囲炉裏、豆炭コタツというのもあるけど、如何せん火災や一酸化炭素中毒の危険が危ない。 そもそも囲炉裏も豆炭コタツも家に置く場所ねーよという。 で、ちらほら熱に関する本を読んでると人間の消費カロリーから計算すると75Wほどの発熱になるとのこと。 単純計算すると14人ほど集まれば1000Wのカーボンヒーターに匹敵するくらい暖かくなるんだろうか? いや部屋に14人も居たら窮屈すぎるし、おもてなしの出費がかさむ。 単に熱源として人間を置いておくというのは、一般家庭だと現実的じゃないですな。 もうちょい調べてみると、熱効率という面ではエアコンのようなヒートポンプが優秀とのこと。 ヒートポンプとは ヒートポンプ - Wikipedia いや、しかしこれも電気代がかかるわけなのだが…。 あー、だったら人間に仕事させて人力ヒートポンプでもやれば効率いいんじゃね?と思い調べてみると、そこそこやってらっしゃる方がいますな。 CiNii 論文 -  「エコエネ実験教室」の開催 : 環境とエネルギーの公開理科実験を実施して(<特集>北海道支部) あ、これは冷やす方のヤツか…。 空気を圧縮するなら自転車の空気入れが使えるので、これをうまく応用してお外と室内を循環させるようなのを作れば原理的にはいけそう。 まぁ人力でシュコシュコやるのが効率的かと言われるとなかなか厳しいっすな。 あとは手回しや自転車発電機でペルチェ素子を使うという案とか(これも格子振動を利用したヒートポンプという分類らしい)。 よくよく考えたら人力でやるのは疲れる。 化学反応を利用したヒートポンプもある。研究されてるのは結構大がかりなので、これもちょっと…。 新技術説明会 様式例 - tama07.pdf 身近にあるのだと使い捨てカイロというのがある。カイロを部屋中にばら撒いて、冷たくなってから酸化鉄になったのを鉄粉に還元できればそれでサイクルは回せそう。(これ、酸欠のリスクとかどうなんだろ?) CO還元で行くなら製鉄設備作って…って、もう現実

EmacsでMozcを使おうとしたら、mozc.elではなく標準の日本語入力の方が立ち上がってしまう件への対処

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いつもはEmacsで日本語入力をするときは、fcitxでMozcを使いGUIで入力しています。 これとは別にMozcをEmacsから呼び出して使う方法もあります(mozc.elを用いる)。 たまにはこちらのmozc.elでも使ってみようかと思い、キーバインドを叩いたのですがなぜかMozcではなくEmacsに標準にある日本語入力(なんて名前だっけ?)の方が立ち上がってしまいました。 以前試した時はちゃんとMozcが使えたのですが、どうもEmacsの設定ファイルに手を加えた時の影響が出てしまったようです。 いろいろと試してみるとEmacsの設定ファイルでMozcの設定の後に (set-language-environment "Japanese") の設定が存在すると、MozcではなくEmacs標準の日本語入力が優先されてしまうようです。 以前、文字コード関係の設定で日本語設定をまとめて設定ファイルの最後に書いたのだけど、それで上記の設定がMozcの設定の後ろに来てしまったことが原因だったと思われます。 というわけで、以上を考慮して日本語設定の後ろにMozcの設定をすることで対処することができました。 Emacsの設定はたまに設定項目が前後するとうまく機能しないことがあるので、今回もそういった話でした。

Firefox Syncでテーマまで同期しないようにする設定

(*これはFirefox49時点の話です。将来的には方法が変わるかも知れません) FirefoxのSyncはブックマークやアドオンなどを他のパソコンやスマホなど各種デバイスで共有できるので便利です。 ただ、通常だとFirefoxのテーマ(外観)の設定をパソコンごとに別々にしようとしても、Syncで同期するとすべて同じテーマが適用されてしまいます。 おそらくアドオンの同期を有効にしておくとテーマも同じものに同期、設定されてしまうようです。 違うパソコンで気分を変えてFirefoxを使いたい場合にはこういう動作をされると困ります。 検索してみると、解決策があるようです。 I do NOT want to sync my themes but everything else - How do I do it? | Firefox サポートフォーラム | Mozilla サポート Why does sync force my theme to change? | Firefox サポートフォーラム | Mozilla サポート about:configから設定をいじる必要があるようですが、 services.sync.prefs.sync.lightweightThemes.selectedThemeID services.sync.prefs.sync.lightweightThemes.usedThemes の両方(どちらかだけでもよい?)をfalseに設定することでテーマは同期されないようにすることができました。 この設定については詳しくは調べたわけではないので、この設定でSyncなどに不具合が生じるかどうかは確認していません。

Twitterのモーメント機能が日本でも使えるようになったそうな

Twitterのまとめ機能のモーメントが日本でも使えるようになったみたいです。 Twitter、ツイートをまとめてオリジナルのストーリーを作れる「モーメント」を全ユーザーに提供 -INTERNET Watch モーメントとは、自分で好きなツイートをまとめて公開できる機能。Togetterのようなまとめを自分で作れると言えば分かりやすいでしょう。 自分自身のツイートも他の人のツイートも放り込める。 ちょっと使ってみると、どうやらモーメント用のカバー画像(動画もOK?)を付けないと公開できない模様。画像はツイートに添付されてるモノまたは自分でアップロードする。 URL知ってる人だけに教える限定公開もできるっぽい。あと自分が作成したモーメントには他の人がツイートを追加するのは出来ないみたい。 一応、ヘルプも確認してみる。 モーメントについて | Twitterヘルプセンター モーメントの作成 | Twitterヘルプセンター 注意しないとならないのは、モーメントにまとめたツイートが違反報告されると、Twitter側の判断にもよるけど自分のアカウントもロックされる可能性があるらしい。ということで、Twitterの規約に違反してるようなツイートまとめのモーメントを作るのは非常にリスキーな行為になるでしょう…。

ブログに音声ファイルを載せるテスト

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Youtubeは音声ファイルだけではアップロード出来ないので、編集ソフトで動画にしてアップロード。 単なる音声が流れるだけだと動画として成立しないので、それなりに演出を加えてみる。 ただ、埋め込み動画は画面を専有する点がネック。 いっそのことYoutubeへのリンクを貼るだけにしておくという方法もある。 soundtest01 - YouTube

Bluefish EditorでHTMLツールバーが表示されない場合の対処

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最近ブログを書くのにHTMLエディターのBluefishエディターを使ってみています。 Bluefish Editor : Home しかしどうもソフト自体の調子がおかしかったので、そのとき対処したまとめを書いておきます。 このエディターは数年前にも少し試したことがあるのですが、結局このBloggerで提供されているWeb上のエディターを使っていました。プレビュー表示や画像のアップロードなどは便利なのですが、ツールに用意されているHTMLタグが少ないため結局いろいろ参照しながらブログを書いていました。 Bluefishエディターは使おう使おうと思って数カ月前にインストールはしてあったのですが、最近やっと使い始めました。 しかしどうにも使い勝手が非常に悪くなっていました。何かおかしいと思ったのですが、気がつくとHTMLタグを入力するときに使うHTMLツールバーが表示されていませんでした。 このスクリーンショットの上の方を見ると上部のHTMLツールバーが表示されていません。 比較として通常時はどう表示されているのかもスクリーンショットを貼っておきます。 このようにHTMLツールバーが表示されているため、HTMLタグの入力がかなり便利になります。というか通常はこういう状態なのです。 この通常時の問題のない場合はツールバーの[表示]からHTMLツールバーの表示設定を切り替えられます。 単にこの設定で表示しないようにしていたかと言われるとそうではなく、この問題が起きたときというのは何故か[表示]のところにHTMLツールバーの表示設定自体がなくなっていました。残念ながらそのときの様子は再現できないのでスクリーンショットはないです。 解決方法 結局ネットで検索して調べても原因が分からなかったのですが、「もしかしたらBluefishエディターの設定ファイルがおかしくなってるんじゃないか?」と思い、ホームディレクトリにあるBluefishエディターの設定ファイル「.bluefish」ディレクトリを削除したところ、一番最初に貼ったスクリーンショットのようにHTMLツールバーが表示されるようになりました。またツールバーの[表示]のところにもHTMLツールバーの設定が現れるようになりました。 原因としてはどうやら設定ファイルがおかしくなっていたこ

Xfce4でスピーカー音量をキーボード操作で変更する

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最近Ubuntuの動作が重くなることが多かったので軽量デスクトップのXfceを入れて試してました(Xubuntuパッケージ)。 Xfce Desktop Environment Xfce デスクトップ環境 結局は単にfirefoxをタブをいくつも開いて長時間Webを見てると次第に動作が重くなるのが主な体感的な原因でした。しかしいろいろカスタマイズしてみると結構使いやすくなったので、いまのところUnityに戻らずXfceを使い続けてます。 環境は Ubuntu16.04.1 LTS Xfce 4.12 (Xubuntuパッケージをインストール) です。 さしあたっての問題はXfceでは設定からいろいろカスタマイズできるのですが、項目が多岐に渡りおまけに重複してる設定がいくつかの項目に散らばっていたりします。とりあえず設定ウィンドウを見てもらうのが話が早いと思います。 特にめんどうだったのがスクリーンセーバーとワークスペースの設定でしたが、今回はその話は置いておきます。 [本題 : 音量をキーボード操作で変更する方法] 今回はスピーカー音量をキーボード操作で変更する方法をまとめておきます。Youtubeなど全画面表示で動画を見る場合、音量を上げたり下げたり変更するのにはキーボードショートカットで行うのが便利です。動画が全画面表示されるとXfceパネルも消えるのでスピーカーアイコンから音量を変更するのが出来なくなるためです。一応Youtubeや動画再生ソフトには全画面表示でも音量を変更できるようになってますが、変更する場所がそれぞれバラバラなのでやはりキーボードショートカットで操作を統一した方が便利です。 実はXfceパネルアイテムに「PluseAudio Plugin」というのがあり、そのオプションにキーボードショートカットを有効にする設定があります。 ただどのキーが割り当てられているか書かれていなため、おそらくキーボードにマルチメディアキーがあれば使えるといったものかと思います。 あいにく手持ちのキーボードにはマルチメディアキーはないので、別の方法を考えることにします。 Unityではデスクトップ環境のキーボードショートカットに音量調整が割り当てるのが簡単に出来たのですが、Xfceではキーボードショートカットにその項目

ブログデザイン変更しました(2016年9月21日)

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この 「ゆたりんブログ」 のデザイン、大幅に変更しました。 (モバイル版の方は特にいじれないので、スマホなどで見てる分には色合いの変化くらいしかないと思います) これまでは以下のようなデザインでした。 Fig.1 これまでのブログのデザイン またHTTPSリダイレクトを有効にしました。これによりHTTPでアクセスしてもHTTPS接続となります。 そういえばこのブログは2007年に始めてますけど、レイアウトの変更などは特に記録して来なかったです。 まぁBlogger使い続けているのでテンプレート変えてるくらいでそう大して変わってはいないですけど、記録がないのはちょっともったいないですね。 レイアウトの変更点としては、サイドバーがこれまで左側だったのを右側に持ってきました。他のサイトでもそのようなデザインが多いので、それに合わせた形です。 コメントの入力方法も変更しました。これまではコメントを入力しようとすると別タブが開いて入力する形式でしたが、これからは同じページにコメント入力欄が来ます。個別の記事ではなくブログのトップページからコメントを入力するときは、 0 件のコメント: というのをクリックすると入力欄が展開します。 また記事を読んだ感想を表せる機能を付けました。 [役に立つ][おもしろい][ふつう][しょぼい] という選択肢がありますので、読んでみた感想を押してもらえるとありがたいです。 とりあえずこれで気分を一新してブログを続けていきますので、よろしくお願いします。

ストリートビュー(Google Map)をキーボード操作で快適に

ストリートビュー(Google Map)、実際の道路上を360°見ながら景色を見れるので便利ですね。初めて行く場所も前もって見ておくと、実際の街並みを確認出来るので地図を見るだけよりも迷わずに移動するといった使い方も出来ます。いまではレジャー施設や登山ルートなどでもストリートビューが見られる場所が増えてきています。 富士山ストリートビュー 東京お台場 日本科学未来館ストリートビュー そしてストリートビューを見るときにマウス操作だと移動するたびにクリックをポチポチ押す必要がありますが、キーボードからもある程度操作可能です。操作方法は以下のようになります。 [↑↓] : 進路上を進んだり戻ったりできます。キーを押しっぱなしで連続的に移動することも出来るので、マウスをクリックする手間が省けます。 (ただ画像の処理が追いつかないと荒い画像になってしまいます) [←→] : その場で停止した状態で視点を左右に回せます。 (どうも視点を上下に移動するキーはない模様) また上下左右キーと対応して [W][A][S][D] キーも同様に使えます。 [↑:W] [↓:S] [←:A] [→:D] といった対応になっていました。 さらに [+-] : カメラのズームイン、ズームアウト も使えます。 マウスの方が柔軟に操作できますが、移動するときに [↑] または [↓] キー押しっぱなしでも出来るのはそれなりに楽ができますね。 片手でマウス、もう一方の手でキーボード操作するなど工夫次第で便利に使えると思います。 Google Mapは結構頻繁に機能追加などが行われるので、将来的にはこの操作方法も変わってくるかも知れません。 余談ですが、 [?] キーを押すとGoogle Mapで使えるキーボードショートカット一覧が表示されますが、こちらにはストリートビューのショートカットは書かれていないようです。

Linuxのターミナル環境でお手軽にメモ取る方法

注意文 以下の方法はechoコマンドですでにあるファイルに上書きしてしまうと、そのファイルの内容が全て失われる危険性があります。参考にする場合は十分注意して自己責任で行なってください。 Linuxでターミナルでコマンド操作をするときに、どういった作業をしたのかとかメモを取りたくなることもありますよね。 デスクトップ環境ならGUIでメモ帳ソフト(gedit、Tomboy, Emacs, Vimなどなど)でも使って書き記しておくのが一般的でしょう。またGUIではなくそのままターミナルで各種エディタソフト(nano, Emacs, Vimなどなど)を立ち上げて書き記してもいいですね。 ただいちいちメモ帳を立ち上げるのもめんどくさい。ターミナルでも画面がエディタで占領されるのもなんとも…。 (screenってソフトでターミナル内で仮想端末をいくつか使えばなんとでもなるけど…) そんな場合に、 「echo」コマンドとシェルの「リダイレクト」機能を合わせればお手軽にメモを取ることが出来ます。 例えば、コマンドライン操作でファイルを/usr/lib/hogehogeにコピーしたことをメモしておきたい場合は   $ echo "このファイルを次に移動しますた /usr/lib/hogehoge" > memo.txt とすれば memo.txt ファイルに「このファイルを次に移動しますた /usr/lib/hogehoge」と記録されます。 (ここで文字列をダブルクオート「"」で囲ってますが、別に囲わなくてよかったりシングルクォートを使ったりするのですが、そのへんはechoコマンドやシェルの仕様を参照してください) さらに続けて記録したい場合には   $ echo "hogehoge" >> memo.txt と「>>」でリダイレクトすると、memo.txtに追記されます。 ファイルの中身は このファイルを次に移動しますた /usr/lib/hogehoge hogehoge となります。 ここで間違えて「>」でリダイレクトするとmemo.txtは前の内容が全て消えて上書きされ hogehoge しか残りません。 おそらく凡ミスでもするとこうなるの

音楽プレーヤーソフト Clementine で勝手に音楽が流れる件への対処方法

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Ubuntuで手持ちの音楽ファイルを聴くのに音楽プレーヤーClementineというソフトを使ってます。 Clementine Music Player このソフト、高機能というわけではないのですが自分が使う範囲の機能を備えていて、普段使いする分にはぴったりです。 しかしどうも再生停止してたのに、なぜか音楽が再生されることがあってちょっと困っていました。 【 環境 】 Ubuntu16.04.1 LTS Xfce4 Clementine 1.3.1 【 原因 】 探ってみるとUbuntu(Xfce4)の通知バーに表示されるClementineのアイコン上でマウスのホイールを上下に動かすと再生が始まったり停止することが分かりました。 Fig.1 Ubuntu(Xfce4) 通知バー Xfce4では若干アイコンの表示がおかしいですが、左から5つ目のアイコンがClementineです。 【 解決方法 】 Clementineには通知バーのアイコン上でのマウスのホイール操作に関する設定項目があるので、この設定のチェックを外して機能を無効にします。 Fig.2 Clementine設定ウィンドウ 設定ウィンドウの該当する部分を拡大すると次のFig.3のようになります。 Fig.3 設定ウィンドウ拡大 動作の中の「Scroll over icon to change track」のチェックを外してやると、アイコン上でのホイール操作が無効になります。 通知バーに表示されるアイテムにはClementine以外にもマウスホイールに機能を持たせているものがあるので、もし不意にソフトが動いたりアイテムの状態が変わってしまう場合は、この件と同じような原因かも知れません。

現代社会における信頼性と多様な価値観について

ようやく現代社会における「信頼」とは何かという問いに対する解の取っ掛かりにたどり着けたかも知れない。 要は「対人関係」での信頼と「社会活動(ビジネス)」における信頼は別物のようだということ(職場での対人関係は要素が複雑なのでここでは考えない)。 「対人関係」においては、お互いの個としての人間性を見て信頼できるか判断される。 しかし 「社会活動(ビジネス)」においては、個人個人がその社会における役割を認識して、その役割を果たしているかどうかで信頼できるか判断される。 つまりビジネスでは「相手が望む役割を演じきれるか」が信頼できるかどうかの基準になるようである。 問題は、現実的にはビジネスと対人関係がまったく不可分ではないということに尽きる。例えばビジネスの場である会社での対人関係などは要素が複雑になる。 現在の日本のように社会性を元に信頼を構築しているような社会(他国ではどうかなんて知らんけど)では、それこそ個人同士の付き合いのコミュニティー、もしくは家に帰ったり実名性から離れられるネット空間という場でようやく社会における信頼性から切り離されて、個人同士の信頼性に身を置くことができる。 (しかしネット空間もSNSやネットビジネスなど急速に社会性を導入しようという波が来ている) どうやら一般の人というのはその両者の信頼性をうまく使い分けることが出来るように思う。それが意識的か無意識的かというのはいくらか個人差がある模様。 極端に意識しなければ使い分けることが出来ない人間というのは、おそらくそれだけで疲弊してしまい一時的には対処出来ても長続きするには相当な困難があると思われる。 -------------------------------------------------- [以下、多様性について] おそらく社会の構造として、 誕生→家庭→地域社会→小中学校→(高校→大学)→社会人→ と段階を踏む中で社会性とは何かを身に付け、社会人となる頃にはビジネスと対人関係の信頼性の使い分けがある程度自然に出来るようになるのだろう。 だがしかし実際問題として何らかの理由により社会性を身に付けられない人間というのは出てくる。 その理由の一つとして成長段階で身に付ける社会性というのが明確に規定できないためというのがある。 社会というのは決

Adobe Flash Player on Linuxのサポート再開のニュースと実際に使用してみた感想

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ニュース概要 Ubuntuのニュース関連サイトのOMG! Ubuntu!でこんな記事が掲載されました。 Adobe U-Turns, Decides to Support Flash for Linux なんでもLinuxでのAdobeによるFlash Playerのサポートが再開されたようです。 またAdobeの開発ブログは以下のように書かれています。 Beta News – Flash Player NPAPI for Linux 機能、安定性、セキュリティが強化されたとのこと。 これまでAdobeはLinuxでのFlash Playerのサポートをすでにセキュリティサポートのみに切り替えていて、バージョン11.2からマイナーバージョンアップのみ行われていました。 ただしLinux版のGoogle Chromeでは仕組みが違うPPAPIプラグインの形で最新のFlash Playerが提供されていました。このへんの経緯をよく把握してないけど、これはFirefoxなど仕組みの違う他のLinuxアプリからは使用できないものだったので、それらのアプリではこれまで提供されていたNPAPIプラグインを使う必要がありました。 今回サポートが再開されたのはこちらのNPAPI版の方。 サポート再開によりメジャーバージョンも23 betaに上がりました。これまで11.2系列だっただけに一気に上がった形です。11.2は2012年リリースなだけに4年ぶりのメジャーバージョンアップ。 しかしバージョンが上がっても他のOSやPPAPI版の機能を全て備えているわけではない模様。 DRM、GPU acceleration、Stage 3Dなどが使えないようだけど、実際どのようなサイトで支障が出るかはよく分かりません。 現在、以下のサイト Download Adobe Flash Player 23 Beta for Desktops - Adobe Labs で今回リリースされたFlash Playerの32bit版と64bit版のプラグインファイルが配布されています。 ただし今回のリリースではまだFedoraとその系列のディストリビューションはサポートされないとのこと。 試してみた使用感 インストール方法 注意 : 将来的にはUbuntuなどディ

音声ファイル埋め込みテスト

ファイル指定なし↓ If you cannot see the audio controls, your browser does not support the audio element Google Driveはファイルへの直リンクがうまく指定できないようなので難しい(出来なくはないが、正式な仕様ではないようなので将来的に使えなくなる可能性はある) また標準のプレイヤー表示は素っ気無さ過ぎるので、カスタマイズできないか探ってみたい。 当初記事に書いたDropboxに上げたファイルを再生する部分は削除しました。ちょっとアクセス数集中するような使い方はよろしくない話を聞いたので(確証はないですが)。 公開アップローダー代わりに安心して使えそうなところが見つかったら、またテストしていきます。

Ubuntuで使える各種タスクバー(ドックマネージャー)のまとめ

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Ubuntuには標準ではUnityがデスクトップ環境になっていて、画面左側のランチャーから各種アプリを起動したり、起動しているアプリの確認が出来ます。 Fig.1 Unity環境 通常ならこのランチャーで要は足りるのですが、個人的には使い難く思ってました。 使い難くい点としては 起動しているアプリとそうでないアプリの区別がし難い 登録しているアプリが多くなるほど、起動してるアプリを見つけるのが難しくなる ランチャーを自動的に隠す設定にしているので、アプリの確認にワンテンポ余計に要する といったあたり。 またUnity環境だと画面最上部のタスクバーはアプリのメニューバーとして使用されています。Unityが採用以前ではそこには起動アプリ一覧も表示されていて、その使い勝手に戻したいと思っていました。 このへんはUnity以外のデスクトップ環境にすれば解決するわけですが、いくつかの環境を試した結果、Unity環境はそれなりに使いやすいためここで解決方法を探ることにしました。 Unity環境が採用されたのはUbuntu11.04で2011年からなので、数年に渡りいろいろ探し試してきました。 Ubuntuで使えるタスクバー提供アプリをいくつか挙げます。 Cairo-Dock : Glx-Dock / Cairo-Dock - Home Plank : Plank:Introduction    Plank in Launchpad Docky :  Docky   Docky in Launchpad Avant Window Navgator (Awn) : Awn in Launchpad tint2 :  o9000 / tint2 · GitLab   (※Awnは現在ではUbutnuのリポジトリにはないようです ) Fig.2 Docky まずCairo-Dockに非常に高機能でカスタマイズ性もかなりあります。ただ以前使用した感じとしては若干動作が不安定でした。 DockyとPlankは兄弟のような感じです。それはPlankがDockyをベースに作られているためです。 印象としてはPlankはDockyの機能を軽量化した感じでしょうか。 Awnは試したのが数年前ですが、Dockyと同じよう

Ubuntu(Unity)のランチャーに自分でアプリを登録する方法

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以前、Ubuntu(Unity)でランチャーにカスタムしたアプリを登録する方法を書きました。 ゆたりんブログ: Ubuntuにカスタムアプリアイコンを登録する場合の注意 しかし、これは手動でファイルを探してきてテキストを編集して適した場所に置くという結構手間がかかる方法です。 今回はもっと簡単にランチャーにアプリを登録できる方法を2つ紹介します。 Fig.1 ランチャー登録アプリ 1. メイン・メニューアプリを使う 1つ目の方法はメイン・メニューというアプリを使って登録する方法です。 このアプリは確かUbuntuをインストールしたときに入っていたと思います。 メイン・メニュー(Main Menu) コマンド名 : alacarte easy GNOME menu editing tool — Ubuntu Apps Directory Alacarte Menu Editor in Launchpad Fig.2 メイン・メニュー操作画面 このアプリで「新しいアイテム」で新規項目を作成して、プロパティから名前やコマンドを設定してやると、それがランチャーに登録されます。 以下(Fig.3)は、FirefoxのDeveloper Editionのパッケージをユーザーディレクトリに置いて、それをランチャーに登録したときの画面です。 Fig.3 メイン・メニュー、アイテム追加画面 さて、これで最低限ランチャーに登録する設定は出来るのですが、アプリを特定のファイルに関連付けたり細かい設定は出来ません。 もっと細かくカスタマイズしてランチャーに登録したい場合は次に紹介するメニューエディターアプリを使います。 2. メニューエディターアプリを使う こちらはUbuntuに初めからはインストールされていないので、ソフトウェアセンターなどからインストールします。 メニューエディター(Menu Editor) コマンド名 : menulibre MenuLibre | Sean M. Davis MenuLibre in Launchpad Fig.4 メニューエディター操作画面 基本的な使い方は1.で紹介したメイン・メニューと同じですが、こちらのメニューエディターではより詳細にアプリの設定が

クイズ : グラフ間違い探し

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クイズ : Twitterで「いいね!」をもらった数をグラフにしようとして以下の表を作りました。 日付 いいね!の数 06/01 5 06/02 3 06/05 7 06/20 9 この表からグラフを作成しましたが、次の2つのグラフが出来ました。 グラフ1 グラフ2 【問】 さて、この2つのグラフは同じデータから作られていますが、何が原因で違う形になってしまっているでしょうか? (正解はこのページの下に記載) 【答え】 両者のグラフは横軸(x軸) の取り扱いに違いがあります。 グラフ1は日付は単なる項目(テキスト)として認識させて作りました グラフ2は横軸に日付フォーマットを認識させて作りました このように横軸のフォーマットをどう指定するかで、出来上がるグラフは違うものとなります。自分がどんなグラフを作りたいか考えて作らないと、求めるグラフは作ることは出来ません。 グラフソフトや表計算のグラフ作成機能におまかせで簡単にグラフは作れますが、ちゃんと考えて作らないと作りたいものとは違ったグラフが出来てしまっているかも知れません。 グラフから何らかの結論を導くとき、これが原因で間違った結論が出てきてしまう恐れがあるので気をつけたいですね。 【参考リンク】 総務省統計局の「なるほど統計学園」というページに各種グラフについて簡単な説明があります。 統計局ホームページ 統計をグラフにあらわそう(種類と特徴)|なるほど統計学園

Ubuntuにカスタムアプリアイコンを登録する場合の注意

アプリに引数渡して起動したい場合など、元アプリの*****.desktop ファイルを探してきて編集して ~/.local/share/applications/ に入れてログインし直せばUnityのDashなどから呼び出せるけど、どうやら元ファイルと同じファイル名でそのディレクトリに入れると元アプリはUnityから認識されなくなるようだ。 *****.desktopファイルのNameエントリーに別名書いておいても、それで識別されるわけではなくファイル名で認識されるようになっている模様(表示されるのはNameエントリーに書いたモノになるのだが…)。 順序としては上記ユーザーディレクトリに置いたファイルが優先されると思われる。 ということでアプリをカスタマイズして利用したいときは、*****.desktopのファイル名も変更する必要があるので注意したい。

[解決?] Ubuntu16.04でデジカメをUSB接続しても認識しない件

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問題点 Ubuntu16.04でデジタルカメラ(CASIO ZR10)から写真をパソコンに保存しようとしてUSB接続しても認識されなかった。 EX-ZR10 - デジタルカメラ - CASIO 図1. CASIO ZR10 記憶ではUbuntu16.04以前では認識されていた覚えがあるのだけど…。 最近はスマホで撮影することが多くてデジカメ自体あまり使ってないし、使った場合もSDカードを抜いて写真を移していた。たまたま引き出しを整理していたら、このデジカメ用のUSB接続ケーブルが出てきたのでせっかくだからと使ってみたらこの問題が起きたというわけである。 試してみたこと syslogを見るとデバイス自体は認識されているようである。若干端折るけど、以下のように出力されていた。 usb 1-3: new high-speed USB device number 5 using ehci-pci usb 1-3: New USB device found, idVendor=07cf, idProduct=113f usb 1-3: New USB device strings: Mfr=1, Product=2, SerialNumber=4 usb 1-3: Product: CASIO QV DIGITAL usb 1-3: Manufacturer: CASIO COMPUTER usb 1-3: SerialNumber: **************** usb-storage 1-3:1.0: USB Mass Storage device detected scsi host8: usb-storage 1-3:1.0 mtp-probe: checking bus 1, device 5: "/sys/devices/pci0000:00/0000:00:1a.7/usb1/1-3" mtp-probe: bus: 1, device: 5 was not an MTP device これを読むとマスストレージデバイスとして認識しているようだが、最後の2行がちょっと怪しい。 MTPやマスストレージの規格にはあまり詳しくはないのだけど、どうやらMTPとして認識しようとして躓いているのではないか?と思った。 余計な

LibreOffice CalcでWebページのデータを取り込む方法が変更していた件

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LibreOffice CalcでWebサイトからデータを外部データとしてそのままインポートしようとしましたが、ヘルプに記述されている方法が若干変更されていました(おそらくバージョン5.1から)。またWebで検索しても調べた範囲では変更されていると記述されているサイトもなかったので、ここにまとめておきます。   確認した環境 LibreOffice version 5.1.3.2 OS : Ubuntu 16.04 LTS 結論 ヘルプではWebサイトからデータをインポートする場合は [メニューバー] → [挿入] → [外部データ] という手順が示されているが、実際には [メニューバー] → [シート] → [外部データへのリンク] という手順になっているのでこの機能を使う場合は注意した方がいいです。後述するように以前の操作方法に戻すことはできます。 この件は公式のフィードバックには報告されているので、 そのうち修正されるでしょう。手順変更がヘルプに反映されていないだけなのですぐに直るのではないでしょうか。 "Linking to external data" on libreoffice calc - Ask LibreOffice [挿入]には[外部データへのリンク]はないが このように[シート]には存在します。 補足 過去のバージョンで確認してみると LibreOffice version 5.0.2.2 (仮想マシン Ubuntu15.10上で確認) ではヘルプで示された方法通りに[挿入]メニューに[外部データの挿入]が存在します。 (このスクリーンショットを見ると、この頃には[シート]というメニューは存在しないようです) version 5.1のリリースノートを読むと、以下のように[シート]に関する記述があるのでこのバージョンから変更されたと思われます。 LibreOffice 5.1: Release Notes - The Document Foundation Wiki Organize sheet level context menus. 以前の方法に戻す LibreOfficeにはメニューのカスタマイズ機能があるので、従来の操作方法に戻すことも出来ます。 [ツール]

emacsでUTF-8の設定をしていても新規ファイルを開くと文字コードがEUC-JPになってしまう場合の対処法

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久しぶりにemacsの設定ファイル .emacs を整理したのだが、その後に新規テキストファイルを作ってemacsで開くとなぜか文字コードがEUC-JPになってしまっていた。 文字コードがEUC-JPでも大抵はソフト側で自動判断してくれるのでいいのだが、さすがにUTF-8に統一してる中に他の文字コードのファイルが入ってくるのは気分的によろしくない。後に一括でテキスト検索する場合も不都合になりそうである。 特に文字コードに関する設定は触っていないので若干悩んだが、以下のサイトの記述を見つけて納得した。 UTF-8 への移行計画 - bkブログ こちらのサイトの説明を読むと、どうやら設定ファイル中でUTF-8の設定をしていてもその後に何か(特定の設定ファイル?)をロードするような設定があるとEUC-JPに戻されてしまうようである。ということで、原因はUTF-8の設定が中途半端な位置にあるせいだったようだ。 ということで、文字コードUTF-8の設定をごっそり設定ファイルの後半に移して新規ファイルを開いたらちゃんとUTF-8になっていた。 無事解決である。 確かUTF-8の設定をした当初はこういうことはアタマに入れて .emacs の最後に設定入れてた記憶があるけど、次第に忘れてしまいいろんな設定をその下に付け加えていってしまったのも原因のようである。反省。 2012年に書いたブログ記事にちゃんと残ってた…。4年経つと忘れるか…。 ゆたりんブログ: Emacsで文字コードがおかしくなったときの対処法

MathML test

x = - b &PlusMinus; b 2 - 4 &InvisibleTimes; a &InvisibleTimes; c 2 &InvisibleTimes; a x = - b ± b 2 - 4 a c 2 a

[紹介][Firefox][アドオン] FireGestures - マウスジェスチャーを可能にする

FireGestures :: Add-ons for Firefox FireGestures :: Firefox Extension (作者サイト) (2016年5月6日時点のバージョン 1.10.7) FireGesturesはマウスジェスチャーによるブラウザ操作を可能にするアドオンです。 右クリック(トリガーキー)を押したまま、決められた方向にマウスを動かすことで[戻る]や[進む]などのブラウザ操作が出来ます(マウス動かしたら右クリックは離します)。 マウスを動かした跡に線が描かれるので、どういう操作をしてるか見ることが出来ます。 通常ではそれらの操作はブラウザの[戻る]や[進む]ボタンをクリックする必要がありますが、これだとそこまでマウスを動かす必要があります。しかしマウスジェスチャーを利用すると、ページのどこでもジェスチャー操作が出来るのでマウスを移動する労力が少なくなると思います。 基本操作 右クリック + L(←) : 戻る 右クリック + R(→) : 進む 右クリック + U(↑) : ページトップへ移動 右クリック + D(↓) : ページ最後へ移動 その他にDR(↓に動かした後、→に動かす)といった複合動作も設定出来ます。インストール後の初期状態でいくつか設定されてますが、使ってみて思ったように認識されないようなら自分用にカスタマイズしていくといいです。自分はいくつかのジェスチャーを無効にして不意に思ってたのと違う動作をしないように設定しています。 その他にもいろいろと機能はあり、スクリプトで機能追加なども出来るようです。

[紹介][Firefox][アドオン] Text Link - URL文字列からリンクに飛ぶことができる

テキストリンク (Text Link) :: Add-ons for Firefox XUL Apps > Text Link - outsider reflex (作者サイト) (この記事を書いた時点のバージョン 5.0.2016031501) 通常のWebサイトでは他のページやサイトへのリンクはマウスでクリックしたらすぐ飛べるように処理されています(ページのhtmlソースを見るとどういう処理になってるか分かります)。 例) https://www.google.co.jp グーグル先生 しかしそういう処理がされておらず、単に文字列として貼り付けられているケースがそこそこありますね。 例) https://www.google.co.jp こういうリンクはいったん文字列を選択コピーして、ブラウザのアドレスバーに貼り付けてやらないとリンク先に飛べないのでちょっと厄介な存在です。 で、紹介するテキストリンク(Text Link)というアドオンは、そのような文字列をマウスのダブルクリックですぐリンク先へ飛べるという何かと便利なアドオンです。また設定によりダブルクリック以外の操作でも飛べるようです。機能としてはシンプルなのですが、一度その便利さを実感すると手放せない存在になります。 また日本で使うのに特に便利なのが全角で書かれたURL文字列でも認識してリンク先へ飛べる機能があることです。Webの新聞記事ではなぜかURLを全角で書くというよくわからないことをしていることがありますが、このアドオンはそれにも対応できます。 例) https://www.google.co.jp Webもかなり便利になってきたとはいえ、まだまだそのような文字列として貼り付けられたURLが存在するので、結構便利なアドオンと言えます。普段、そのようなURLが煩わしいと感じている方は一度利用してみることをオススメします。

日本語縦書きテスト

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以下、HTMLで縦書きするためのテストです。文章自体は過去のブログから素材として持ってきてるだけです。 今日パソコンの電源を入れたら、ミドルクリック機能が効かなくなっていました。設定を探ってみたら、編集したはずの10-evdev.confファイルが元の設定に戻っていました。現時点で、なぜ元に戻ったのか原因は不明です。パソコンの電源を切る前にいくつかのアップデートがあったので実行したので、それが怪しいと思うのですが…。 まぁ再び上で説明した設定をしたらミドルクリックは使えるようになりましたけど。 というわけで、どうもこの設定方法はあるタイミングで解除されてしまうようです。原因がなんなのか?もっとやりやすい方法はないのか?などなどわかったらまた報告していきます。それでは。 とりあえず過去のブログからサンプルとして文章貼り付けてみた。あとは他のHTMLタグ入れた時にどう表示されるのか試してみよう。 ちなみに分子を描くとは言っても以下のような構造式を描くソフトではないです(これはGChemPaintで描いた)。 Avogadroで描くのはこういう分子の姿です(上と同じ分子を描いている)。 操作画面は以下のようになってます(ちょっとインターフェースはカスタマイズしてるけど)。 ちょっと自分でも使い方を調べてる途中だけど、簡単な構造計算なども備えているようです。あと様々な分子構造計算ソフト(GAMESS, GAUSSIAN, MOPACなど)へアウトプットしたりインポートしたりできるので、計算の確認用フロントエンドとしても使えると思います。 マウスでポチポチするだけでも簡単に分子が作れるので結構おもしろいです。こんな風に自動で回転させておくことも出来ます。 また調べておもしろそうな使い方があれば紹介していきたいと思います。それではまた。 うーん、横方向のスクロールになってしまうのはマウスで移動しにくいな…。自動で次のページへ行くように組めるだろうか?

なぜ人は卒業式で泣くのだろうか?そこから人の持つ社会性を考えてみる

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よく卒業式で生徒が泣く光景がドラマや小説、マンガ、アニメなどで見られる。当然、現実の卒業式においてもである。 しかし自分は卒業式で泣いたことはなかった。むしろなんで泣くのか理由が分からなかったが、ふととある解釈が思いついたので書き記しておくことにする。 卒業式で泣く理由 一般論 まず卒業式で泣く理由として一般に言われているのを挙げてみる。 (1)みんな(クラスメイト)と別れるのが悲しい (2)先生と別れるのが悲しい(担任もしくは職員全体) (3)何年間も学んできた校舎と別れるのが悲しい (4)もうこの学校の生徒じゃなくなるんだと思うと悲しいとりあえずこれくらいある(細かい事情は除く)。 卒業式で泣かない理由 自分の場合 さてここで自分はそれらについてどう思っていたのか書いてみると (1)卒業すると言っても別に一生会えなくなるわけでもないので悲しくはない (2)同上 (3)校舎が無くなるわけでもなく、また無くなったとしても悲しくはない (4)よく分からない と、ここで結論としてもいいわけだが(これまではここまでしか考えなかった)、今回はもう一歩踏み込んで考えてみることにする。 これにより自分の心理と、世間一般で考えられている心理との解離の原因を探ろうという試みである。 まず(3)(4)に関しては(1)(2)とは違うと思われるので除外しておく。 『(1)みんな(クラスメイト)と別れるのが悲しい』について ここで自分の心理に注目してみる。まず自覚してるのだけれど自分には社会性があまりない。むしろ他人がどういう社会性を構築しているのかほとんど考えていなかった。ただ社会性がないと言っても友人がいなかったわけではない。どちらかというと人と付き合うときは個人として認識して、その人が持つバックグラウンド(人間関係など)についてはあまり考えてはいなかった。 ※何回かこれで痛い目を見たので今ではある程度分かるようになってはいるが… つまりは人間関係を利用した駆け引きなどアタマに入れないまま学校生活を過ごしていたことになる。それを念頭にして思い返すと小学生でも人間関係でいろんな駆け引きが行なわれていたことが分かる(理解がいまさら過ぎるが…)。 さてここで卒業式の話に立ち返ると、卒業することでそれまで築いてきた 人間関係がリセ

分子モデリングソフト Avogadro を試してみる(触りだけ)

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化学分野で分子のモデリングしたいときは商用のものに頼ることが多かったけどフリーでも完成度が高いものがいくつかあるので、今回はそのうちの一つである 「Avogadro」 について触れてみます。 Avogadro Avogadro - Wikipedia Ubuntuのソフトウェアセンターでは1.1.1がインストール出来ますが、公式サイトを見るとAvogadro2に移行していくみたいですね。今回はそれではなく1.1.1を使っていきます。 ちなみに分子を描くとは言っても以下のような構造式を描くソフトではないです(これはGChemPaintで描いた)。 Avogadroで描くのはこういう分子の姿です(上と同じ分子を描いている)。 操作画面は以下のようになってます(ちょっとインターフェースはカスタマイズしてるけど)。 ちょっと自分でも使い方を調べてる途中だけど、簡単な構造計算なども備えているようです。あと様々な分子構造計算ソフト(GAMESS, GAUSSIAN, MOPACなど)へアウトプットしたりインポートしたりできるので、計算の確認用フロントエンドとしても使えると思います。 マウスでポチポチするだけでも簡単に分子が作れるので結構おもしろいです。こんな風に自動で回転させておくことも出来ます。 また調べておもしろそうな使い方があれば紹介していきたいと思います。それではまた。 とここまで書いてみたけど、自分のブログを振り返ってみたら過去にも同じソフトを紹介してました。これは恥ずかしい…。おまけに過去の記事の方が詳しく書いてあるし…。 ゆたりんブログ: 分子モデリングソフト Avogadro を使ってみる 2008年の記事でござる…。

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